動きが心をつくる
LINE公式アカウントを始めました!
『動きが心をつくる 身体心理学への招待』
(春木豊著・講談社現代新書)からの抜粋を紹介します。
<< 表情などの動きは、本来心とは関係なく、環境に適応するための反応であり、心(感情)に先立つ動きである。
<< 身体的変化は刺激の知覚の直後に起こり、この変化にわずかに遅れて起こるのが情動である
<< われわれは泣くから悲しい。震えるから恐ろしいのであって、その逆ではない。
・・つまり、笑うという顔の表情を作るから 楽しいのであって、その逆ではない。
・・動きが先で、感情(心)が後。
これは 『意思の小人』という考え方にもつながります。
意思の小人の話 (動画開始50分のところで出てきます)
・自分が意思を(頭で)固める前に、身体の意思は固まっている。
・〇〇を食べるための胃液が先に出てから、〇〇を食べようという意思が現れる。
つまり、身体の意思が頭の意思より先んずる。
これは、 動功でいうところの 虚霊 に近い話かと思われます。
また、わたくし的な持論でいうところの クラゲのように動きたい 論
につながります。
クラゲ様には 脳や脊柱は存在しないが、見事に動く。
脳や脊柱といった司令塔からのトップダウン式ではなく
身体各部が同時多発的に スイッ と動く感じ。
これが 動物の(理想的な)動き というものではないだろうか?
と、常々 感じていたのでした。
(続く)