1. HOME
  2. ブログ
  3. いいアドバイザーを見つけること

いいアドバイザーを見つけること

わたくしが 随分昔に購入した実用本で

今でも繰り返し使っている

『やさしい楽譜の読み方』(水谷友香・キッシー岸田共著 /  成美堂出版)というのがあります。

西洋音楽のキーや記譜法で、これどうだったっけ?

と、わからなくなった時に使う辞書のようなものなのですが。。

隙間ページに著者によるコラムが挟まっており

その中で印象的な話があります。

(以下抜粋)

・・・私がレッスンをしている教室でも、見学の帰りに

「じゃあ、少し演奏できるようになってからレッスンに来ます」という人がいます。

これは間違った考え方です。独学で少し音が出るようになってしまっては、

あとで正しいフォームに直すことのできないクセがついてしまっているものです。

独学で少し練習してからレッスンに来た人と、何もできないところからレッスンに

来ている人を比べると、後者のほうが格段に上達が早いというのは歴然とした事実です。

・・大切なのは、まず、よきアドバイザーを見つけることです。

  いい先生(先輩)といわれている人が 必ずしも自分にもよいとはかぎりません。

いろいろと試行錯誤はあるでしょうが、自分にいちばん合うアドバイザーを見つけ、

適切なアドバイスを受け、いい演奏を目指すことが、上達への近道です

(以上)

芸事の道筋(階梯)にはある程度の共通性があるもので

上記のコラムの「演奏」を「練功」に変換すれば

わたくしの思うところ、そのままのように感じます。

関連記事