最古の仏教教典スッタニパータについて
就寝時に毎晩、聴いています。
中村元先生による講義『スッタニパータの解説』
スッタニパータとは、仏教書の中で最も古い聖典。人間として正しく生きる道が対話の中で具体的に語られる。翻訳者の中村元先生自ら語った講義がYouTube動画に無料でアップされています。訳文の中にも、講義の中にも、特別な仏教用語や教理は出てきません。こだわりなく生きる心のことを『蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである』と、例えたり。孤独を恐れず、自律した心で生きることを『犀の角のようにただ独り歩め』と表現したり。訳註に古代インドの風土と風俗の解説を含むおかげで、聴いていると彩豊かなイメージがあります。とても聴きやすく、それでいて心に響くのです。古代のインドの人々は、詩の朗誦を好み、韻律に載せて語り、聴くことを好んだとのこと。詩文の韻律は聞いていて飽きることが無く、お気に入りの名調子を心待ちに繰り返して聴くうちに『良い人生の生き方』が心に染み入っている感じ。こういうのが説法というのでしょうか。。 素晴らしいです。
テキストは『ブッダのことば〜スッタニパータ』(中村 元訳・岩波文庫)
摩耶山の自然の中で立禅体験をする マヤカツ立禅部
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