レッスンレポート 内功八段錦と六字訣講座@近鉄文化サロン阿倍野
11月18日
近鉄文化サロン阿倍野店にて
六字訣と内功八段錦の講座を担当しました。
わたくしは 超マイナー分野の先生であり、
人との出会い力が高くないので、
希少な機会を大切にお稽古いたします。たとえ体験1回のみの出合いであっても、なにかしら「感じるところのある」伝え方がしたいと願いつつ実施しました。
これまでの立式(武式)八段錦に加えて坐式(文式)を実施。レッスンで行うのは初めてでした。坐式は武式とは異なり頭部を緩める動作、太陽膀胱経を緩める動作が特徴で、就寝前や起床時の布団の上で行います。頭の緊張を解き寧心・安眠につながります。また、立式での練功前に行うととても良い導入になります。
一見、長座での前屈ストレッチに似た動作がありますが、単純な筋肉ストレッチではありません。命門・腎兪の方向(後方)と、足先・湧泉の方向(前方)とで争力を働かせつつの円環運動を行います。 筋肉を伸ばすという意識ではなく、(経絡が)通るというイメージで、極く軽い意念です。
これにより腰の深部がじんわりとほぐれ温かく生き返るような感覚を得ることができ、全身(特に呼吸)の中丹田への繋がりが意識しやすくなります。
受講者さまからの感想は以下の通り(Iさん)
レッスンありがとうございました
坐式は楽なのかしらと思ってましたが、私は身体が硬いので足の裏を前の鏡と並行にしてカカトで押すと膝裏や太もも裏がきつかったです
その体勢で丹田に力を入れると肩が上がって首が引っ込んだみたいになってました。
立ってやるのとは違う難しいさがあり面白かったです。
いつか出来るようになりたいな〜とゆるくこつこつ頑張ります
以上。
第1・第3木曜日に開講中です
内功八段錦と六字訣の講座@近鉄文化サロン阿倍野